床材の種類はさまざまですが、賃貸ではクッションフロアが使われていることが多いです。
クッションフロアを使っている場合、注意しなければならないことや原状回復の方法はどうなっているのでしょうか。
そこで今回は、賃貸の床材として使われているクッションフロアについて解説します。
クッションフロアとは
クッションフロアは、賃貸の床材としてよく使われます。
CFと呼ばれることもあり、素材は合成樹脂など塩化ビニール系で、柔らかくて弾力性があることが特徴です。
デザインはフローリング調やタイル、レンガなどさまざまなデザインがあり、価格も安価であるため賃貸物件の床材としてよく使われています。
メリットは施工が容易であり、色や柄の種類が豊富で、水や汚れに強い点です。
一方で、傷やへこみが付きやすく、修復が難しいことや、夏はべたつきやすく冬は冷たく感じることが挙げられます。
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賃貸物件の床材がクッションフロアだった際の注意点
まず、ビニール素材のため、直射日光に当たると色褪せしやすいです。
カーテンやブラインドで遮光することで色褪せや変色を防ぐことができるでしょう。
また、湿気に弱くカビが生えやすいので、定期的な掃除やメンテナンスは必要不可欠です。
さらに、傷つきやすいので家具の下にはフェルトやマットを敷き、角のある家具は引きずらないほうが良いでしょう。
とくに引っ越しの際や、模様替えの際は注意する必要があります。
最後に、クッションフロアは素材の特性上、ゴム製品と接すると変色してしまうことがあります。
この「ゴム汚染」の汚れは取り除くことが難しいため、家の家具の脚にゴムがついている場合は、必ずシートやマットを挟み直接触れないように気を付けましょう。
これらの注意点を押さえておくと、クッションフロアを長く綺麗に保つことができます。
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原状回復の方法
賃貸物件でクッションフロアを利用する場合、退去時には床の修繕費用がかかる可能性があります。
通常、原状回復の範囲は「通常の使用に伴う消耗は貸主の負担」とされるため、家具を置いたことによるへこみや日光での変色はこれに該当します。
一方で、借主の負担になるよくあるケースは以下の通りです。
●引っ越し作業等で生じた傷やへこみ
●メンテナンス不足が原因で生じた汚損
●家具跡がへこみにとどまらずえぐれている
●家具を置いていたことにより生じた変色・色移り
●たばこの焦げ跡
退去時には、部分的な修繕や全面的な張り替えが必要となることがあります。
修繕費用は物件や管理会社によって異なりますが、一般的には部分的な張り替えで1平方メートルあたり3000円~5000円、全面的な張り替えで1平方メートルあたり5000円~8000円程度と言われています。
退去時の負担を軽減するためにも、入居時から床の保護に努めることが重要です。
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まとめ
クッションフロアとは、ビニールやポリエステルなどの合成樹脂で作られた床材のことです。
賃貸の床材として使われている場合が多く、メリットは耐久性や防水性、施工のしやすさなどです。
一方で、傷つきやすいため定期的にメンテナンスをおこなうと良いでしょう。
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