賃貸借契約におけるブラックリストについて!与える影響も解説

賃貸借契約におけるブラックリストについて!与える影響も解説

ブラックリストに該当する経験のある方が、賃貸物件を借りようとするとき、物件を借りられないのではないかと不安に思うでしょう。
物件を借りるには、ブラックリストが与える影響や物件の探し方を理解しておくことが大切です。
本記事では、賃貸物件の契約とブラックリストの関係を解説します。

ブラックリストとはなにか

支払いに関する問題がある場合、「ブラックリストに載る」と表現するケースがありますが、ブラックリストという名称のリストは存在しません。
ブラックリストとは、返済が遅れた・自己破産したなどのネガティブな信用情報が登録される状況をさしており、信用情報は情報機関同士で共有される仕組みです。
情報機関でネガティブな信用情報が共有される期間は、5年から10年間であり、情報の内容ごとで異なります。
自分がブラックリストに載っているかを確認したいときは、本人開示制度を利用して開示請求をおこなうと手続き可能です。

▼この記事も読まれています
賃貸物件における部屋探しの流れとは?希望条件の決め方から契約までを解説

ブラックリストが賃貸借契約に与える影響

ブラックリストに載っている方は、家賃の支払い能力を懸念されるため、入居審査に通らない可能性が高まります。
信用情報に問題点があると、家賃保証会社の審査が通らないだけでなく、入居後に金銭トラブルが発生するのを避けるため、保証会社の審査を通っても大家さんが入居を断るケースも見られるのです。
また、ブラックリストだけでなく、入居者の人柄も賃貸借契約に関係しており、契約時に高圧な態度を取ったりお金にルーズな態度が見られたりすると、賃貸借契約にマイナスのイメージを与えます。

▼この記事も読まれています
賃貸物件を借りる際の初期費用とは?内訳や相場についてご紹介

賃貸物件の入居審査が不安な方の物件の探し方

賃貸物件の入居審査に通過するか不安に感じている方は、保証会社が不要な物件を選ぶか、もしくは独立系の保証会社を選ぶのがおすすめです。
保証会社が不要であれば、信用情報を確認されずに契約ができるほか、独立系の保証会社は入居審査が比較的通りやすいといわれています。
また、家賃が安い物件は支払い滞納リスクが低くなるほか、築年数が古い物件は審査が緩い傾向が見られるため、入居審査に不安な方は検討してみると良いでしょう。

▼この記事も読まれています
賃貸借契約で電子契約を用いるメリットとデメリットをご紹介

まとめ

ブラックリストとは、ネガティブな信用情報が登録されている状況をさし、情報機関同士で信用情報が共有されるのは5年から10年となっています。
ブラックリストに載っていると家賃の支払い能力を懸念され、入居審査に通らない可能性が高まるほか、入居者の人柄も大きく影響してくるため、契約時の態度には十分注意が必要です。
入居審査に不安を感じている方は、保証会社が不要もしくは独立系の保証会社を探すか、家賃が安い物件や築年数が古い物件を探してみましょう。
八王子みなみ野での住まい探しならハウゼックがサポートいたします。