賃貸のゼロゼロ物件とはどんな物件なのか?メリットや注意点について解説

賃貸のゼロゼロ物件とはどんな物件なのか?メリットや注意点について解説

賃貸物件を探していて、「ゼロゼロ物件」という文字を見かけると、どのような物件なのか疑問に思う人もいるでしょう。
ゼロゼロ物件は、入居時にかかる敷金や礼金などの出費を抑えられる一方、注意点も踏まえたうえで入居を検討する必要があります。
本記事で、ゼロゼロ物件のメリットや注意点を解説します。

賃貸で見られるゼロゼロ物件とは何か

ゼロゼロ物件とは、入居時に敷金や礼金などの初期費用がかからない賃貸物件であり、ワンルームマンションなど単身向けの物件を中心に広まっています。
ゼロゼロ物件が増えている背景には、賃貸物件の供給過多・空室率を下げたいオーナー側の意向・空き家の増加などが大きく関係しているのです。
敷金や礼金がかからなければ入居者を集めやすくなり、少しでも有利な条件で入居者側に提示できます。
入居者側から見ても、ゼロゼロ物件ではまとまったお金が必要となる初期費用の支払いが不要であり、結果としてゼロゼロ物件が増加しています。

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ゼロゼロ物件のメリット

ゼロゼロ物件のメリットは、貯金が少なくとも引っ越ししやすい点であり、本来支払うはずだった敷金・礼金を引っ越し代金や家具・家電の購入代金に充当できます。
敷金と礼金を合わせると、家賃の2か月から4か月分に充当し、まとまったお金が必要ですが、ゼロゼロ物件であれば初期費用を大幅に抑えられます。
初期費用がかからない分、駅からの距離が近い物件や築浅物件などワンランク上の物件に入居することも可能であり、生活の利便性も高まるでしょう。
ゼロゼロ物件であっても、設備面が充実している物件も多いため、設備にこだわりたい方にもおすすめです。

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ゼロゼロ物件の注意点

ゼロゼロ物件は、敷金や礼金がない分家賃が高めに設定されているケースがあるほか、初期費用として入居時に部屋のクリーニング代や消毒代などを請求する物件もあるため、注意が必要です。
短期間での退去に違約金が請求される・指定の保証会社に加入するなどの条件が設けられている物件もあり、契約内容をしっかりとチェックするようにしましょう。
また、物件を退去する際の予告期間は、通常であれば1か月前と言っているところが多いですが、ゼロゼロ物件では2か月と設定している場合もあります。
契約時に、付帯事項の内容も必ず確認しておきましょう。

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まとめ

賃貸で見られるゼロゼロ物件とは、入居時に敷金や礼金などの支払いが不要の物件であり、賃貸物件の供給過多やオーナーの意向などにより件数が増えています。
ゼロゼロ物件は、貯金が少なくとも引っ越しできる・初期費用がかからない分ワンランク上の物件を探せる・設備面が充実しているなどの点がメリットです。
一方で、敷金や礼金がない分家賃が高めである・一定の条件が定められているなどの注意点もあるため、契約時に内容をしっかりと確認しましょう。
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