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賃貸借契約書の紛失!紛失した際の再発行や困るケースを解説

賃貸借契約書の紛失!紛失した際の再発行や困るケースを解説

賃貸物件で生活する際には、さまざまなルールを守らなければいけません。
そして生活のなかでルールについて疑問が生じた際に役立つのが、賃貸借契約書です。
今回は、賃貸借契約書とはなにか、紛失した場合の再発行や困るケースについて解説します。

賃貸借契約書の紛失!そもそも賃貸借契約書とは

賃貸借契約書とは、物件の情報や契約の内容が記載された書類です。
具体的な内容としては、物件の住所や間取り、契約者と連帯保証人の情報、更新の条件や特約、禁止事項といったものが挙げられます。
賃貸借契約書はあくまで契約の証明書であり、紛失したからといって退去を求められる心配はありません。
しかし、賃貸借契約書が手元からなくなると、契約内容の細部が確認できなくなります。
そのため、トラブルが発生した際の対処が困難になる可能性があるでしょう。

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賃貸借契約書の紛失!紛失した際の再発行は可能か

賃貸借契約書を紛失してしまった場合、可能な対処法のひとつは大家さんに再発行を依頼することです。
しかし現実問題として、この方法は難しいと考えたほうが良いでしょう。
契約書を再発行すると、古い契約書と新しい契約書の2種類が存在することになります。
内容を一切変更していなかった場合は問題ありませんが、僅かでも内容が異なっていた場合はどちらを正式な契約内容として扱うか決めなくてはいけません。
基本的には日付が新しいものが優先されるため、再発行時に借主に不利な内容が追加されていた場合、トラブルに発展する可能性があります。
また、再発行時の日付を最初の発行時と同じにしていた場合は、優先順位が等しく内容が異なる2つの報告書が並列する状態になってしまいます。
こういった事態を避けるために、大家さんは一般的に契約書を再発行しません。
そのため、基本的には不動産会社から賃貸借契約書のコピーをもらうという方法をおすすめします。
最低でも5年間は保管されているので、まずは不動産会社に相談してみると良いでしょう。

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賃貸借契約書の紛失!紛失で困るケース

賃貸借契約書を紛失すると困るのは、契約内容や禁止事項に関わる問題が発生した場合です。
賃貸物件内でペットを飼う際は、動物の飼育に関する契約内容や特約を確認しておかないと、後々トラブルに発展する可能性があるでしょう。
賃貸物件の住人間でなんらかの問題が発生した際は、正確な契約内容が確認できないとトラブルが悪化、長期化するケースも少なくありません。
賃貸借契約書が必要になるもうひとつのケースは、その賃貸物件を使って事業を始めようとした場合です。
賃貸物件で事業を始める際には、多くの場合役所から賃貸借契約書の原本の提出を求められます。

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まとめ

賃貸借契約書は、物件の情報や契約内容が記載された証明書であり、住居に関するトラブルを解決する際に役立ちます。
賃貸物件で事業を始める際にも必要になるので、紛失に気づいたら早めに不動産会社からコピーをもらっておくと良いでしょう。
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